2024GR86/BRZcup開幕戦SUGOでの3ワイド、接触とその後について
プロレースなのに接触が多いと苦言を呈されているGR86/BRZcupですが開幕戦SUGOでもひと悶着ありました。一時谷口信輝氏のブログに後方からのオンボードが乗っていたのでご覧になった方も多いと思いますがその詳細な内容については当事者からオンボードがアップされていたり、その後の谷口氏のブログで文章で書かれていたりするのでそちらを御覧ください。
【決勝終盤のS字のアクシデントについて】
S字の一つ目で横並びとなり、インに一つ空間を残しながら入りましたが、僅かに接触で押し出される形になり4脱、復帰しようとした際に真横の車のタイヤと絡んでコントロール不能となりクラッシュに繋がってしまいました。 pic.twitter.com/YDP6ficWxV— 地頭所 光 Hikaru Jitosho (@HJitosho_racing) May 13, 2024
私が今回物申したいのは、ペナルティの裁定が下っているんだからそれ以上余計なことは言うなするなとか、SNSにオンボードを載せるなとか、外野(ファン)に対してSNSで批判をするなとか・・・・・一体どの口がプロドライバーを名乗っているのか、プロは外野から批判されるのも含めてプロなんだよということ。ムラ社会で内々で済ましていたものが外に出てSNSで批判を浴びると、批判はSNS(世論)ではなく直接オーガナイザーやプロに直接物申せとか論をすり替えるなんていったいどんだけナイーブなの?プロなんだからファンからあれこれいわれるのもあなたたちのお仕事のうちでしょうが。それが嫌なんだったらプロレーサーなんか辞めてしまえ。
特に、ペナルティの裁定が下っているんだからそれでおしまいという暴論。それって一見正しいように見えるけど、じゃあペナルティの裁定が下らなかったとしたら「ペナじゃないんだから文句ないよね?」とそれでおしまいにするってのと同義でしょ。いやいやプロスポーツなんだから、第三者の意見も気にしろよ。オンボードが各車についているんだから、それを元に議論をするのだって全然いいことじゃないの。今回だって700号車のオンボード公開されて、イメージがだいぶ変わったでしょ。ドライバーが意見を表明することは何の悪いことでもない。それを見て、ファンも議論する。議論が大きなうねりになれば、今後のレース運営に対して影響を与えられる。
ところでなんでこんなに裁定を金科玉条のように全肯定して、関係ないやつは黙ってろみたいな一部の意見に俺が噛み付くかというと、2022年GT500富士のストレートで起きた関口雄飛のドライブが原因の事故が裁定ではノーペナルティだったことに行き着く。あれはドライブ自体はノーペナなんだから許される、だからファンはSNSで批判するな、つまりはそう言っているのと等しい暴言だ。関口は公の場では一回も謝罪していない、悪いことをしたと思っていないから。それでもSNSで批判するなと?批判されるのに耐えられないようなナイーブちゃんはプロ辞めたほうがいいのでは。関口はナイーブじゃないから大丈夫(笑)
繰り返しになるが、裁定は裁定として受け入れるのとは別に、ドライバーがSNSで自分の意見を言うことは何も間違っていない。自分のオンボードをSNSに上げることも何の問題もない。自分の身は自分で守るべきものだからだ。裁定でただ終わりにするより、なんでもオープンにしてくれたほうがレースへの理解度は深まる。特に谷口選手のGR86/BRZcupに対する一連の発言は何も間違っていない。接触に対する意識が低いんじゃねーの、GR86/BRZcup?これもSNSに書いたら怒られるの?(笑)
ドライバーも言いたいことはSNSでしっかり主張する。我々見ているファンはおかしいことにはおかしいと声を大にしてSNSで拡散する。それくらいはちゃんとして揉まれないとモータースポーツはプロスポーツにいつまでもなれないよ。ちなみにちゃんとしたプロスポーツの役割ってのは「プロスポーツは、『みるスポーツ』として幅広い年齢層に親しまれ、スポーツ全体の振興に寄与しています。とりわけ、青少年に対しては、スポーツに対する夢と感動を与え、自らがスポーツを行うきっかけとなることから、青少年の健全な育成やスポーツの裾野を広げる役割を果たすなど、その意義は、極めて大きいものがあります。」だそうですよ。SNSで意見交流して裾野を広げようとしているのにそれに反発するプロが多いってのは一体どういうことだ。批判されるのが嫌なんだったらもうプロ辞めたほうがいいよ。
そんなわけで、裁定を盾にして、自由な言論を邪魔すんじゃねーよという結論でした。