SC28 オートカムチェーンテンショナーなのにテンショナー調整

3年間不動車だったCBR900RRを復活させています。

やっと油脂類が届いたのでオイル交換。今回チョイスしたオイルはホンダ純正ウルトラG3。エレメントはデイトナのスーパーオイルフィルター、M20×P1.5高さ65ミリ。品番67926。標準より1センチ短いのでカップ型のフィルターレンチもらくらく入るだろうと思っていたら、現在付いているエレメントも高さ65ミリ。しかもレンチが全く入らない。

仕方がないのでカップ型ではなくサイドで廻り止めするタイプのレンチを買ってきてエレメントを交換。

オイルを換えてもアイドリングのガチャガチャ音はあまり変わらない。

カムチェーンテンショナーの張りがイマイチなのだろうとアタリを付けて、横着して8ミリのボルト2本で止まっているテンショナーを少しだけエンジンから緩めてテンショナーを微妙に伸ばし、再び締め込む。するとほんの少しだけ伸ばしたつもりだったのに明らかにチェーン張りすぎになってしまいエンジン始動困難になる。一瞬くらっとした。

しかし、もう直すしか無いのでテンショナーをエンジンから取り外す。オートテンショナーは頭のボルトを外して中のマイナス切り欠きを時計回りに回してやると縮む。かなり奥なのでよく見ないと切り欠きが見えないので注意が必要だ。それで全部縮めた状態のままマイナスドライバーで切り欠きの位置を保持し、そのままエンジンに装着、8ミリのボルト2本を締めたあとマイナスドライバーを外すと「カチッ」という音がしてテンショナーが伸び、タイミングチェーンに適切な張りが出る。これでOK。オートテンショナーだから本来調整とか脱着とかは必要ないはずなのだが、今回のように固着気味になっていて適切なテンションが掛からない場合もあるので張り直しは必要だろう。これでガチャガチャ音がましになるはず。

・・・はずが、今度はいくらセルを回しても初爆すら起きない。なんでだ?

結局原因は不明だがいろいろ触っているうちに無事エンジン始動。今度は快調なエンジン音のような気がする。暖気後だからそう感じるだけ?いや変わったと信じたい(笑)

何故初爆が起きなかったのか、そして初爆後は快調なのか少し考えてみたがもしかするとコンピューター内部で点火時期の調整が少しずれてしまったのかもしれない。ファイアーブレードにPGMが付いているのかどうかは知らないが、多分コンピューターのせいだ。そういうことにしておこう(笑)

車検対策でアクラポビッチのフルエキの出口にサイレンサーを突っ込む。市販のサイレンサーだと角度が悪く全部入り切らないので全長を2センチほどカット&パンチング部分を叩いて曲げてリベット止め。

だがサイレンサーを入れてもあまり音量が変わった気がしない。これだけ絞れば結構変わりそうなものなのだが・・・変わらないならサイレンサー入れなくても良いんじゃない!?

車検整備はまだまだ続く。かも。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。