バックステップは値段が高い、そんな時にはデイトナのマルチステップ

はいどうもバーチャル車屋さんのケインです。北海道も暑い日々が続いております。
私の乗っているCBR900RRは、多分外人さん向けの設計がされているので大柄でない私にとってはライディングポジションに色々不都合があります。ひとつにはハンドルが遠いということ。ポジションが前傾なのはNSR250Rを2台乗り継いできた私にとってはそれほど苦ではないのですが、とにかく遠い。明らかに体のでかい人向けのポジションです。そしてもうひとつの難点はステップの位置。普通に乗るだけなら問題ないのですが、ハングオン(ハングオフ)しようとすると足が短いというかステップから膝裏までの距離が遠すぎるので外足でうまく車体をホールド出来ず、十分にケツを落とすことが出来ないのです。結果あまりヒザを擦れません。80年代ローリング族の残党としては、ヒザを擦れないのは許しがたい由々しき事態です。これを解消するためにはステップ位置を上げるしかありません。

でもSC28用のバックステップなんて今どき手に入らないし、あったとしても高価。でも大丈夫、そんな私のような貧民のためにデイトナさんからマルチステップという超便利なパーツが販売されています。GPZ1100でも使用していた、ワタクシご愛用の品です。

これはどのようなパーツかというと純正のステップと交換することで上下前後15ミリ、自由にステップ位置を変更することができるというスグレモノです。当然今回もステップ位置を上げるために使用します。

それでは早速取り付け。純正のステップを外してマルチステップの土台を取り付けます。

この土台の位置がくるくる回ることによって自由なポジション変更を可能とします。土台には位置決めピンが入ることで回転位置が固定されるのですが、緩み防止に必ずネジロック剤を塗布します。

そしてステップ本体の取り付け。ステップそのものは円柱形なのですがバンクさせた時に万が一ステップを擦るとコケるので、角をディスクグラインダーで削りました。

さて取り付け後の感想ですが、通常時はヒザの曲がりがきつくなって若干苦しいかな?という感じです。しかし峠を走ってハングオンするとあら不思議。今まで不自由だった腰のスライドが格段に自由となり、死ぬほど頑張らなくても今までより圧倒的に楽にヒザが擦れます。これならバリバリマシンに走行写真を投稿できるかも知れません。NSR250Rのように自由自在にハングオンというわけには行きませんが、後はライダーの練習次第といったところでしょうか。

そんなわけでコケないように気をつけつつも、日夜膝スリの練習に励むケインなのでした。いやそんなに言うほどバイク乗ってないや。とほほ。

 

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